友人に婚姻届の証人になってほしいト頼まれたら、何かリスクがあるのではないかと不安を感じることもあるのではないでしょうか。
友人にリスクがあるのか聞くわけにもいかず、悩むこともありますよね。
婚姻届の「証人」とは、一体どんな意味があるのでしょうか。「保証人」との違いを知って、心からお祝をしてあげましょう。
婚姻届の証人欄の書き方や印鑑についてなど、証人が知っておきたい知識についてもご紹介しますので、こちらも参考にしてみてください。
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婚姻届の証人はリスクがある?婚姻届の証人の役割
一般的には両親にお願いすることが多いとされている証人ですが、どちらにしても「証人」と聞くと何かリスクがあるのではないか…?と不安になってしまいますよね。
未婚女性であればより一層不安も強く感じてしまうことでしょう。
そこでまずは婚姻届の証人になる上ではリスクがあるのかを見てみましょう。
婚姻届の証人にはリスクがあるのか
答えからお伝えすると婚姻届の証人になることに「リスク」は伴いません。
ただ、証人になる場合には証人欄に名前や住所等の個人情報を記入し最後に捺印をする必要はありますので、多少手間に感じてしまうことはあるかもしれません。
また証人欄に万が一不備があると本人たちに迷惑をかける可能性もゼロではありません。
本当にリスクはない?婚姻届の証人と保証人は違う
このように婚姻届の証人になることにはリスクが伴わないのですが、それでも「やっぱり不安だなぁ…」と感じる場合には、証人の意味をもう少し深く理解してみましょう。
婚姻届の証人とは?
婚姻届の証人とは婚姻届の信憑性を高くする上で必要になるものです。
本人たちは結婚しますというのを、第三者のひとりとして書面に記入捺印することで証明し、婚姻届の信憑性を高めているだけなのです。
そのためそこには信憑性を高める以外の目的は無く、金銭が絡む際に必要になる保証人のようなリスクは全くありません。
リスクがないなら安心!婚姻届の証人になる人の条件
婚姻届の証人は「二十歳未満」の場合にはなることができないと法律で決められています。
万が一、二十歳未満なの証人としてサインをしてしまうようなことがあれば、文書に嘘の内容を記載したとして「文書偽装」という罪に罰せられる可能性があり、本来はリスクの無い証人もあなたの判断次第ではリスクを負うことになってしまう場合もあります。
困っている友人を助けてあげたい!という親切心は良いことですが、法律に反する場合には軽い気持ちでサインをしないようにすることが大切です。
婚姻届の証人になるときに知っておきたいポイント
婚姻届は2人が夫婦になることを示す「公的な書類」です。
婚姻する本人たちはもちろんのこと、証人も記入の不備には充分に注意しなければいけません。
では実際に婚姻届の記入時にはどのようなポイントに注意すれば良いのか?確認してみましょう。
婚姻届の証人になる時のポイント
ポイントは主に3つ。
1つめのポイントは「住所等の記入時」です。
住所等は一語一句間違いのないように記入しなければいけません。
省略して記入することをはじめとして、嘘の内容を記入するのは当然ながら厳禁です。
また特に注意が必要なのが「戸建て以外のお家に住んでいる場合」です。
アパートやマンションなどの物件には基本的に「建物名」があると思いますが、この建物名は記入しなくても良い場合があるのです。
建物名が必要か不要かは住民票をとれば確認することができます。
住民票に記載されている住所等をその通りに記入するようにしましょう。
もうひとつのポイントは「捺印時」です。
証人欄を全て記載したら最後に捺印しなければいけません。
また、婚姻届の証人欄に捺印する際に使用する印鑑は「認印」か「実印」と決められていますので、シャチハタのような簡易印鑑の使用は避けるようにしましょう。
そして最後のポイントは「捨印」です。
捨印は万が一証人欄に不備があった場合に役立つ印鑑のことです。
捨印が押してあれば記入にミスがあっても役所で訂正して貰うことができますので、依頼してきた友人のことを考える上で押しておいてあげることをオススメします。
また捨印は証人欄の右横の空白に捺印を同じ印鑑を押すよにしましょう。
婚姻届の証人が記入ミスをしてしまったときは
万が一、婚姻届の証人欄の記入を間違えてしまったことに気付いた場合には、しっかりと訂正して対処するようにしましょう。
訂正の方法としては以下を参考に進めてみて下さい。
- 訂正箇所に線をひきます。
- 線をひいた上から訂正印を押します。
- 正しい内容を余白に記入します。
※捺印に失敗した場合の訂正方法も同様です。
捺印した印鑑に線をひいて隣に捺印し直すようにしましょう。
また証人欄の記入後は記入に誤りはないかをしっかりと確認することが大切です。