従兄弟同士で恋愛をしている恋人たちの中には、従兄弟同士でも結婚することができるか気になる人もいるのではないでしょうか。
真剣にお付き合いをしていると、将来の結婚について本気で考えるようになります。従兄弟同士の結婚について知って、二人の未来について考えてみましょう。
従兄弟同士の結婚には、メリットもあればデメリットもあります。結婚した後にどんな生活になるのかを考え、二人にとっての一番の幸せを選択してください。
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従兄弟同士は結婚できるか解説
恋愛をしていると自然と将来のことも考えるようになりますが、従兄弟同士で恋愛をしていると自分にはこの人との未来はあるのかと気になることがあると思います。
先の見えない恋愛は中々辛いものですし、できることなら今のうちから知っておきたいと思う人もいるでしょう。
従兄弟同士の結婚は可能
法律的な面のお話になりますが日本という国では民法第734条で3親等以内(姉・弟と兄・妹)の結婚を認めていません。
逆を言えば「4親等以上」離れていれば、従兄弟でも結婚できるということになっているのです。
遥か昔日本という国は身分や家系が決まっていました。身分や家系が決まっているということは、現代のように誰でも好きな人と結婚できる状況ではないということです。
女性や男性は自分の家系や身分によって結婚できる相手がある程度決まっていたのです。
そのような状況は従兄弟同士での結婚が多く起こることにも繋がり、「いとこ婚」という言葉があったほど昔では従兄弟同士の結婚が当たり前で珍しいことではなかったようで、そうした名残から現代の法律でも従兄弟同士の結婚は可能となっているようです。
従兄弟と結婚できるか・いとこ婚のメリット
法律的には4親等以上離れていれば問題の無い従兄弟同士の結婚ですが、従兄弟同士の結婚には様々なメリットとデメリットがあります。
まずはメリットですがメリットは大きく分けて以下の2つ。
従兄弟同士は人間関係で悩む可能性が低い
結婚後の人間関係で悩む旦那さんや奥さんは少なくありません。
しかし従兄弟同士の結婚ではその可能性を低くすることができます。
従兄弟ということは親戚はもちろんのこと両親のこともよく知っていることでしょう。
そうした状況は従兄弟同士の結婚だからこそ起こる状況であり、赤の他人同士の結婚では絶対に起こり得ない状況なのです。
結婚後の金銭面で面倒なことが起こりにくい
結婚をすると財産分与などお金の面で必ず何かしらの問題が出てきてしまいます。
ですが従兄弟であれば親族ですので、そんな面倒な財産分与で揉める可能性も低いでしょう。
結婚できるか悩んだときは結婚のデメリットも考えよう
従兄弟同士の結婚には様々なメリットがあることをご紹介しましたが、メリットは時として「デメリット」ともなってしまいます。
前述したように従兄弟同士での結婚は基本的に結婚後の親族付き合いで悩むことがありませんよね。
メリットは反面、従兄弟同士は「離婚がしにくい」ということも言える
何かあって「離婚」を決断した時、従兄弟同士の夫婦では親族が夫婦の話に入り込んでくる可能性が高く、スムーズに離婚を進められない場合があるのです。
一方で、いくら法律的な問題が無いとしても世間的にはまだまだ赤の他人同士の結婚が一般的とされているため、中には従兄弟同士の結婚を「異常者」のように差別的な目で見られるようなこともあるでしょう。
しかし、これに関しては気の持ちようでもありますので本人同士が気にしなければデメリットでも何でもないのですが、人によってはデメリットとなってしまう可能性もあるのです。
従兄弟同士で結婚したいときに考えたいこと
結婚をする際には両家の親に挨拶をして結婚の許可を貰うのが一般的ですが、これは従兄弟同士の結婚の場合でも同じです。
結婚は親に納得してもらわなければいけない
しかし従兄弟同士となるとすんなりいかないケースも多くあるでしょう。従兄弟同士の結婚がそう多くはない時代ですから親が反対するのも無理はありません。
また親に頑なに結婚を反対されると、「なんでなんだ!」と感情的になって結婚の許可を貰おうとすることもあると思います。ですがここで感情的になってしまっては何の意味もありません。
どんな場面においても冷静に落ち着いて話し合うことは大切です。
まずは親が結婚に反対している理由に耳を傾け、その上で「自分の真剣な気持ち」を伝えて納得してもらうようにしましょう。
従兄弟との結婚はできるが離婚した後のことも考えて結婚を決めよう
一方で結婚をするということは衣食住を共にするということになるため、場合によっては、考え方の違い等から合わない!となってしまう可能性もあります。
もしも、合わないとなった結果離婚に至ってしまった場合、従兄弟同士では他人同士のように完全に関係を断ち切ることはできません。
冠婚葬祭や親戚の集まりなどで顔を合わせなければいけない時がやってくるかもしれないのです。
そうした状況がやってきたときに本当に自分は耐えることができるでしょうか。
ご紹介してきたように従兄弟同士の結婚では様々なメリットがあるのも事実です。
しかし、その反面では従兄弟同士ならではの問題もあるということをよく理解し、結婚をするのかどうかを決めることが大切です。