結婚式ではお色直しのために新郎新婦がエスコートされて退場するシーンがあります。
このとき、誰にエスコート役を頼むか悩む人も多いのではないでしょうか?
また、新郎新婦が退場している間は中座になりますので、このときの演出についても考えなければなりません。
そこで、結婚式のお色直しでのエスコート役の選び方や演出のポイントについてお伝えしていきましょう。
これで、大切な人やゲストも喜ぶ結婚式をすることもできるはずです。
もちろん、あなたがしたいと思う結婚式をするのも大切なことなので、しっかりと事前の打ち合わせをするようにしましょう。
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結婚式でのお色直しの中座では大切な人にエスコートを頼みましょう
お色直しで中座する際、誰かにエスコートしてもらうのは今や一般的です。
エスコート役は間柄・年齢や人数に特に決まりはない
自分のお願いしたい人を自由に選ぶことが出来る
中座のエスコート役を頼まれるのは、感謝の気持ちも伝わりますしとても嬉しいものです。両親や兄弟・姉妹はもちろん、身内に限らずお世話になった恩師や友人など、あなたにとって特別な方にお願いするのがいいでしょう。
両親
もっとも定番なのではないでしょうか。父だけ・母だけや、両親と3人で退場するというパターンもあります。挙式の時にバージンロードを父と歩く場合は、中座のエスコート役は母にお願いするという方も多いです。自分を産んでくれて何よりお世話になった母には、感謝の気持ちをこめて華を持たせてあげたいですね。
兄弟・姉妹
兄弟・姉妹は、一番自分の近い立場にいてくれた存在。兄弟の仲の良さもお披露目できて和やかな雰囲気になります。たくさん兄弟がいる方は、全員と中座しても盛り上がって楽しいですね。両親、親戚から見ても微笑ましい光景となるでしょう。子供の頃を思い出して、仲良く手を繋いで退場しましょう。
祖父母
小さい頃から自分のことを可愛がってくれた祖父母。可愛い孫にエスコートを頼まれるのは、とても嬉しいことです。祖父母にお願いする場合は、サプライズだとびっくりさせてしまうかもしれないので事前に伝えておくのがおすすめ。ご高齢の方は会場を歩くのが大変かもしれないので、歩く距離も考えておきましょう。
親戚・子ども
仲良しのいとこや、お世話になった親戚など。普段感謝の気持ちを伝えられる機会が少ないからこそ、この機会にお願いするのもいいですね。また姪っ子、甥っ子にエスコートしてもらうと、キュートな姿に会場は和やかな雰囲気に包まれることでしょう。子どもたちにとっても貴重な経験になります。
友人
親友や、幼馴染、部活仲間、キューピッド役になってくれた友人など。ブライズメイドをお願いしている場合は、衣装を揃えた皆と退場するととても華やかになります。仲の良い友人たちと楽しんでいるのを見るのは、両親や家族にとっても「いい友達に恵まれたなぁ」と嬉しいものです。賑やかで明るい退場になるでしょう。
くじ引き
お願いしたい人がたくさんいて決められないという時は、「くじ引き」なんて方法もあります。エスコートは目立つ役なので、会場が盛り上がること間違いなしですね。選ばれる人は限定しておきたいという場合は、「箱の中には全員の名前が入っています」と説明しつつ、実際は当たりを決めておくという方法もあります。
結婚式のお色直しでのエスコート役はサプライズで指名するのもオススメ
エスコート役は事前にお願いしておくことが多いですが、サプライズで指名して相手を喜ばせるということもできます。
当日にもしサプライズ指名されたら、指名された方は思わぬ演出にとても嬉しくなるでしょう。感動で泣いてしまうという方も。
サプライズ指名の注意点
ご高齢の祖父母やお子様を指名する場合は、できればサプライズより事前に伝えておくほうがスムーズかもしれません。
お色直しでは新郎新婦がどんなエスコートで退場するかで結婚式も盛り上がる
お色直しのエスコートの演出方法には様々なものがあります。
結婚式で人気のエスコート
手を添えて・手をつないで
両親、祖父母、友人、どんな相手にも使える定番のスタイル。普段手をつなぐ機会がないからこそ照れくさいかもしれませんが、温かみを感じられるエスコートです。
腕を組んで
こちらも定番スタイル。兄弟、友人に多いですね。仲の良さをアピールできます。
電車ごっこ
一列になって前の人の肩を掴んで連結しながら退場するやり方です。友人同士や兄弟など、人数が多いときにするととても賑やかな退場になり盛り上がりますよ。
皆で決めポーズ
家族、友人同士など、エスコートして最後に礼をする際に皆で決めポーズをとる方法です。笑顔溢れる披露宴に。
中座の時間のゲストへのおもてなしの演出も忘れずに考えましょう
新郎新婦が席を外す中座の時間は、平均15~30分ほどになります。
お色直し中のゲストへのおもてなしの演出
プロフィールムービーやビデオレターを流す
定番の演出です。新郎新婦の生い立ちや人柄、二人の馴れ初めがわかるムービーはゲストに楽しんでもらえることでしょう。
新婦のドレス色当てクイズ
新婦が何色のドレスを着てくるのかクイズを行うのも、定番な演出ですね。当たった方にはささやかな景品を用意していると喜ばれます。
プロによるおもてなし
楽器の生演奏やシェフの料理実演、マジシャンによるマジックなど。贅沢な演出としてゲストに喜ばれること間違いありません。会場によって依頼できるかどうか変わってきますので、確認しておきましょう。
ゲストがウェディングケーキを盛り付け
何も飾りのないウェディングケーキに、ゲストの皆にフルーツなどを盛り付けしてもらう演出です。楽しんで参加してもらえますね。
あえて何もしない
あえて何も演出をせず、ゲストが歓談、休憩できる時間にしたという方も。年配の方や会社関係の方が多い結婚式に多いようです。ゆっくり過ごすことができますが、何か一つ演出をしてみても楽しいかもしれませんね。
お色直しの打ち合わせも後悔のない結婚式を迎えましょう
満足できる結婚式を迎えるために、お色直しのポイントをおさえておきましょう。
お色直しの回数は多くても2回まで!
結婚式は新郎新婦が主役の場でもありますが、ゲストへ感謝の気持ちを伝えるおもてなしの場でもあります。お色直しが多いとその分中座の時間が増えて、退屈させてしまう可能性があります。地域性や両家両親の意向もあるかもしれませんが、お色直しの回数は1回か、多くても2回までにしておくのがおすすめです。
和装か洋装か
結婚式はドレスを着て、お色直しは色打掛や引き振袖など和装でという方も増えています。がらりと雰囲気を変えることができて華やかですが、お色直しにかかる時間は和装の方がかかります。ゲストを待たせてしまいそうな時はかつらは省略するなど、工夫を考えておきましょう。
後悔のないよう念入りに
「本当は和装が良かった…」「本当は違うカラーのドレスが良かった…」と後から後悔してしまわないよう、お色直しの衣装も念入りに選びましょう。時間が許す限り試着して、満足のいく衣装を見つけてくださいね。