結婚式の余興として人気なのがメッセージムービーです。
短い時間の中で多くの人に出てもらえたり、どうしても結婚式に出られなかった人からのメッセージを届けることも出来るので、新郎新婦だけではなく、参加する人たちにとっても、とても印象深いものになります。
しかし、ただお祝いの言葉を羅列したり、時間を気にせず編集するなどすると、せっかくのメッセージムービーも残念なものになってしまいます。
ここでは参加した人たちに喜んでもらえるメッセージムービーを作るコツやアイデアなどをご紹介しますので、作成を考えている方は是非参考にしてみてください。
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結婚式のメッセージムービーを素敵にするアイデア
結婚式のムービーを作るならただメッセージを流すのではなく、色々な演出を加えてみましょう。
演出方法によって感動的になったり和やかで楽しい感じになったりと、雰囲気をかなり変えられます。人気のある演出方法をまとめました。
PV風ムービー
ミュージックビデオ風に仕上げる演出です。好きな曲をBGMにしてメッセージを流したり、どんな風に撮影したのかメイキング風につくったり、最後に両親からのメッセージを入れたら感動の仕上がりに。曲が感動的なものなら、映像をシンプルな背景や文字にまとめると曲の雰囲気をより引き立たせることができます。明るく楽しい曲なら、映像をポップにしても楽しいですね。
テレビの演出風ムービー
人気のバラエティ番組やドキュメンタリー番組の演出のパロディをする方法です。有名な長寿番組であればあるほど浸透しているので、皆が見て楽しいムービーとなりますね。適度に笑いを入れられる素敵な演出です。テレビのようなテロップを入れるだけでも楽しいです。権利関係が発生するものは、申請済みの業者にお願いするようにしましょう。
スケッチブックリレームービー
メッセージムービーにはよく使われるスケッチブック。さらにスケッチブックリレーとは、お祝いのメッセージを書いたスケッチブックを人から人へ画面外に渡すように映して、リレーしていくもの。皆が集まるのが難しい場合は、それぞれ各自でムービーを撮ってもらいましょう。どのように撮影するか細かく伝えておくのがポイント。構成をまとめて具体的な指示を出す人が必要です。大変ではありますが上手くできたらとても感動的なムービーにできます。
結婚式の余興を盛り上げるメッセージムービーを作る際のポイント
メッセージムービーをつくる際は、全員近くにいれば集まって撮影したり撮影者が出向くことができますが、そうでない場合はそれぞれムービーを撮ってもらう場合がほとんどかと思います。その時、ムービーを撮りなれていなかったり伝達が上手くいっていないと失敗してしまう可能性があるので、以下のことに気をつけておきましょう。
なるべく高画質で
高機能なカメラを用意しなくてもスマホがあれば十分です。その際インカメラだと画質が下がってしまい、会場のスクリーンに映した際ぼやけた印象になってしまいますので、アウトカメラで撮影することを忘れずに。
ムービーの向きは揃えてもらう
カメラを縦にして撮影するか、横にして撮影するかは個人の感覚で行ってしまうと繋げた時にバラバラな印象になってしまいます。どちらで撮影するかはあらかじめ伝えておきましょう。ちなみに一般的なものは横向きです。
時間にも注意
メッセージをお願いする際はあらかじめ「○秒くらいで」とお願いしておきましょう。それぞれバラバラだと編集が大変です。また一人のムービーが長くなると中だるみしてしまいがち。飽きないメッセージムービーを作るにはテンポの良さが大事です。また動画の前後は5秒程度間隔をとってもらうと繋げる際に編集しやすいです。
メッセージの内容は被らないように
お祝いのメッセージをお願いすると、「結婚おめでとう」「お幸せに」などありきたりなメッセージばかりが集まってしまうことがあります。大半が同じ内容だと少し寂しいですので、あらかじめテーマを決めてそのテーマに沿って話してもらうようにすると、バリエーション豊かなメッセージが撮れますよ。
結婚式のメッセージムービーで使える一言コメント例
メッセージムービーで言うメッセージは、「おめでとう!」を伝えるだけでなく新郎新婦の人柄や関係性がわかるような、新郎新婦と絡めたコメントがおすすめです。
- 新郎新婦の性格、長所
- 新郎新婦との思い出
- 新郎新婦に影響を受けた経験
【友人】
友人の場合は、学生時代の思い出やフランクなものでOKです。簡潔に表しましょう。
- いつも楽しませてくれてありがとう
- 小さい頃からずっと一緒、これからも仲良くしてね
- 小学校の時の○○との思い出が忘れられません
- 結婚しても変わらず飲みに行こう
- 大切な友達です
【会社関係】
家族や友人の方は普段の仕事ぶりを知ることがあまりないですから、会社関係の方は、その人が社内でどんな存在か、どんな仕事ぶりかというコメントを添えると喜ばれるでしょう。
- 頼りになるみんなのリーダー的存在
- いるだけで場を和ませてくれる
- 社内のアイドル、人気者
- 真面目で、仕事が速く丁寧
- これからも一緒に頑張っていきましょう
メッセージムービーはオープニングにも力を入れよう
メッセージムービーは中身はもちろん、オープニングに力を入れることも大事です。オープニングでムービー全体の印象が変わってきますよ。使えるアイデアをまとめましたのでご紹介します。
フリーのオープニング素材を利用する
「HAPPY WEDDING」「HAPPY MEMORIES」などアニメーションを表示させてから本編に入ると、メリハリが出てこれから始まる映像への期待感が高まります。無料で著作権フリーで配布しているサイトがたくさんあるので、ぜひ活用しましょう。
人気映像作品のオープニングをパロディー
好きなアニメやドラマ、映画のオープニングを真似した演出はとても目を惹きますし、盛り上がります。振り付けを覚えて皆でダンスしたり、新郎新婦の出会いをドラマ仕立てに表現してもおもしろいですね。注意点として、著作権など権利関係があるものは必要に応じてしっかりと許可を得るようにしてください。
積み木やパズル、小物を使ってコマ撮り
積み木などの小物を動かしながらコマ撮りして、「おめでとう」の文字やハートの形などを再現する演出です。撮影は少し大変ですがとても可愛らしいオープニングになります。エンディングにも同じようなコマ撮りを入れると、映像の完成度が上がります。
メッセージムービーにエンドロールを入れると、さらに本格的になります
メッセージムービーの最後に、撮影に協力した人やゲストの名前を流すエンドロールを入れると本格的な映画風にすることができておすすめです。
ゲストの名前を流す時は順番や敬称にルールがありますので、気をつけましょう。
敬称は「様」
基本的にゲストの名前につける敬称は「様」です。小学生以下のお子様には「ちゃん」「くん」、恩師などのゲストの場合は「先生」を使っても大丈夫です。
ご両親、家族は招待したホスト側となりますので、ご両親や未婚の兄弟姉妹には基本的に敬称をつけません。
結婚して姓が違う家族には「様」をつけることもあります。
基本的に目上のゲストから
一般的な順番は、「主賓→職場関係→友人→親族→家族」になります。
家族は招待したホスト側となりますので、最後にするのがマナーとなります。
主賓は会社名や役職などの肩書きも入れましょう。
職場関係は、「取引先→上司→先輩→同僚→後輩」と地位の高いゲストから表示します。
友人は、小学校・中学校・高校などお付き合いの古い順から表示していくとわかりやすいです。
親族は父方の男性から、年齢が上の方から順に表示しましょう。