父親が娘の結婚相手に望むことには、いろいろな条件があります。女性側の両親への挨拶を考えている時には、父親が結婚相手のどんなところを見ているのか、それを頭に入れておきましょう。
そこで、父親が娘の結婚相手に望むことや、実際に会ったときにチェックしているポイントなどをご紹介します。
職業はもちろん、他にもさまざまな面を見ています。スムーズな結婚のためには、まずは感じの良い挨拶から始まります。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
結婚の祝儀・親からの祝儀相場や渡し方・結婚資金の援助について
子供の結婚が決まり、結婚式に向けて色々な準備をしているご家庭もありますよね。親として子供にどんなこと...
-
結婚式のゲストの髪型のマナーや注意点とおすすめアレンジを紹介
結婚式にゲストとして招待されたら、服装だけではなく髪型についても悩んでしまいます。 例えば、ロング...
スポンサーリンク
父親が娘の結婚相手に望むことは経済力のある職業
親は娘に結婚相手を紹介されると、まずは結婚相手の「経済力」や「職業」を気にすると言われています。
その理由は「父親」という立場が関係しているようです。
父親は結婚して娘さんを育ててきた中で「お金の大切さ」を痛いほど感じています。
稼がなければ妻も娘も養うことができないという環境を実際に身をもって経験したからこそ、娘さんには苦労して欲しくないと考えているのです。
「娘には安定した生活を送って貰いたい」そんな気持ちから結婚相手には第一に経済力や職業を気にするのかもしれません。
そのため、もしも自分が紹介する彼氏の収入が安定していないのならば、その事は突っ込まれると頭に入れておくことをオススメします。
ただ、厳しく指摘されてもそれはあくまでも「娘さんを想う気持ち」からくるものであり、結婚させたくないと思って言っているわけではありませんので、よく理解してあげて下さいね。
娘の結婚相手に一番人気の職業、公務員を希望する理由
実際に親は娘の結婚相手にどのような職業を求めているのか
一番人気で定番なのはやっぱり「公務員」です。
親が娘の結婚相手に公務員を希望する理由は主に2つあります。
ひとつは「安定した収入が確保されているから」です。
安定と言えば公務員という言葉をよく耳にすることがあるように、公務員という職業は安定した収入が確保できる職業のひとつです。
長い結婚生活を送る上では収入が安定していることが最も大切ですので、親はそうしたことを考えた結果、公務員という職業を希望しているようです。
そしてもうひとつは「クビになる心配がないから」です。
公務員という職業は会社の諸事情(経営状況等)でクビになることがありません。
結婚後に旦那さんがリストラ等で職を失って娘さんが苦労することを恐れて、親は公務員という職業を結婚相手に希望していることが考えられます。
娘の結婚相手として男性の職業以外にもチェックしていること
一方で娘さんの結婚相手が親に挨拶に行った際には、職業以外にも様々なことをチェックしているようで、中でもよく気にかけられているのが「言葉遣い」です。
言葉遣いはその人の「素」があらわれるもののひとつでもあります。
いくら容姿を整えて猫を被れたとしても話す言葉は小さい頃からの習慣ですので、すぐに変えることはできません。
親はそうした素が見られる言葉遣いをチェックすることで、娘さんの結婚相手のことをよく見極めているようです。
日常的に言葉の遣い方をあまり意識したことが無いという彼の場合には「ボロ」が出ないように注意して下さいね。
父親にとっては結婚相手となる男性の経歴も重要
自分の娘の結婚にはどんな父親でも慎重になります。
大切に育ててきた娘だからこそ「幸せになってほしい」という気持ちが強く、いつも以上にシビアになってしまうのです。
そのため父親にとって「不安要素」となるものはなるべく避けなければいけません。
例えば「離婚経歴のある男性」などは父親にとって不安要素のひとつとなります。
いくら離婚した原因が結婚相手に問題がなかったという場合でも、離婚したという事実はこれから結婚を控える娘のことを思うと決して良いものとは言えないのです。
また、離婚経歴に合わせてお子さんが居るとなれば、尚更、父親が感じる不安は強くなることが考えられるでしょう。
いくら中身が誠実でしっかりしている人でも、容姿がチャラそうな感じだったり柄が悪そうな感じの男性だと、父親は不安に感じる可能性が高いので注意が必要です。
結婚の挨拶のときにNGな男性の態度とは
結婚の挨拶にはポイントが2つあります。
それは結婚したいという旨を「明確」且つ「簡潔」に伝えることです。
「この男性は一体何を言いに来たのか」と父親に思われないようにするためにも、結婚の挨拶に行く日程が決まった場合には、事前に挨拶の予行練習をしておくようにしましょう。
ただ、結婚の挨拶の練習をする際には、結婚の挨拶はあくまでも「結婚を許してもらうためのもの」であり「結婚することを報告するものではない」ということをしっかりと認識した上で、練習をしなければいけません。
「結婚します!」ではなく「結婚を考えているのですがお許し頂けますでしょうか?」とお願い型式の挨拶を心がけるようにしましょう。
「不安にさせた結果結婚を反対される…」なんて悲しい事態にならないようにするためにもしっかりと準備は整えておくことが大切です。